映画「いちげんさん」
監督 森本 功
出演 鈴木保奈美、エドワード・アタートン
京都シネメセナ第一回作品
すばる文学賞受賞作
STORY
“僕”は京都の大学で日本文学を学んでいる。しばし町で“ガイジン”扱いされるのにうんざりしていた“僕”は盲目の少女、京子のために対面朗読の仕事を引き受けることにする。対面朗読は「舞姫」から始まった。本を読みながら“僕”は京子の美しい目に釘付けになった。二人は文学談義を楽しみ、暖かくなると毎日のように会うようになった。レジーヌ・デフォルジュの「背徳の手帳」を読むとき。“僕”は妙にドキドキした。卒業論文の執筆に追われていた“僕”は、夏になると京都から脱出する。1ヶ月の旅から帰ってきた時、京子は“僕”のヒゲに興味を示した。”僕”の顔を触る京子の指は、やがて僅かな愛撫へと変わってゆく。お互いの思いは日を追うごとに深まり、円山公園で雨に降られたその夜、二人は結ばれる。 二人は“僕”の下宿でよく話し、愛し合った。そして、この甘美な関係はずっと続いていくと二人は信じたかったが・・・。
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